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『ヌプㇽ』
こんばんは、花雨。です。
今日は社会的にナイーヴな内容の日記になります。


わたしには悪気がなくても、ひとによっては苦手だったり嫌なきもちになったりする表現があるかもしれません。
そういった方々は読むことをすぐにやめて、なにか他の楽しい嬉しいことをしてみてください。



日記自体は数日前に書いたものをブログ用に内容を整理して、書きます。
内容は、差別とはなんだろうというわたしの素朴な疑問から始まります。
そう、わたしが考えた場所がヌプㇽという登別市の観光交流センターという場所です。


そこはJR登別駅の近くで観光客も近隣の町の人びとも賑わう楽しい場所です!
みなさま、ぜひふらりと訪れてみてください。


ヌプㇽというさまざまな言語が飛び交う場所だったからこそ、わたしは差別とはどういったことなのだろうかとふと考えてしまったのだと思います。

よろしくお願い致します。




こんにちは、花雨。です。
今日は髪を切りに登別方面へ行きました。
電車待ちでヌプㇽという観光交流センターへ行き、各お店でかぼちゃのジェラートやアップルカスタードパイを美味しくいただき、温かいコーヒーを飲んで施設内で休憩を取りました。

ヌプㇽはアイヌ語で色の濃いという意味で、先住民族であるアイヌ民族の展示や説明なども施設内で紹介されています。

時間がかなりあったためアイヌ民族を支援し広報する団体の、組織構造を説明してくれる冊子をわたしは読みました。
置かれていたその冊子をぱらぱらと読んでいて差別とはなんだろうとなんとなく考えてしまいました。


(その冊子はアイヌ民族のアイデンティティや文化について詳細に語る性質の本ではそもそもなく、アイヌ民族を組織的に支援する団体の構造を事実的に説明してくれる本でした。アイヌ民族のアイデンティティや文化についての本格的な説明はウポポイなどに託されているのだろうとわたしは予想しました)


差別とはなんでしょうか。
差別というものは、皆に与えられる機会からの排除、マイナスイメージの強制的な付与だとわたしは思います。
だけれど、いきなり最初から相手に対して激しい差別がなされるのだろうかと疑問がふと湧きました。


相手を知らない、関心があまりない段階だからこそ、無意識にされるちょっとした自分自身の行いが、相手のアイデンティティや文化からすれば我慢はできるけど哀しい、なんだか怒りが湧くというじわじわと蝕むような場面があるのかなとわたしは思います。
わたしはそれが差別の始まりのように感じるのです。


ただ、相手を知らない、関心があまりないという状況は誰にでもあることと思います。
性、年齢、容姿、国、民族、職業、障害などの分野で特に。
先住民族のアイヌ民族に限らず、それぞれの分野でわたしは知らないことはいっぱいあります。
他者から聞かれてもとっさに上手く説明できないことが多々あるのです。
つまり差別をしやすい状況にわたしは、今いるのだと思います。


悪意のある差別というものが、この世界にたくさん生じていることは知識としてなんとなく理解ります。
ただ、悪気のない差別というものはもっとわたしの身近に巣食うように存在するような気がしています。


よくそのものの立場を知らないのに(関心を持ち知ろうとしていないのに)あれこれはこういうものだ、それはこのようなものだと自分自身の価値観だけで判断を片付けて、その判断にいろんな人々の価値観が反映されていないという状態は、日常、わたしはめずらしいことではないと感じます。


だからこそ、その差別の始まりは誰にとっても無関係ではないのかなともわたしは思うのです。


遠い隣町の他者なら鷹揚に許せることが身内だと簡単に判断が変わったり、逆に自分自身に近しい分類の人々に理解は示すけれどあまりにかけ離れている人びとにはその人びとの立場を無視ができてしまったり、このようなことはありふれた日常の一コマでありながら差別の始まりなのかなとぼやっと思います。


SDGsの時代だけれど、わたしは自分自身が今までもこれからも胸を張って誰も差別はしていないとは、言えません。
なにも知らないからです。
積極的に差別はしたくはないのです、ですが他者から見たならわたしが誰かを差別している可能性はあると思っています。


差別の始まりは自分自身の状態とも関連はあると個人的に感じます。
自分自身が切羽詰まっている状態であるのに優遇される人びとを目の当たりにして何も言わないで通り過ぎることができる人間は日本も外国も、歴史的な流れを見て多数ではないと感じます。


なにか悪い状態に自分自身が陥ったとき自分自身ではない、なにかのせいにしたい性質を、そもそももつものが人間なのだと感じることがわたしにはあります。

ただ、個人的にずっと思っていることがあるのです。
人間は差別をする対象に自分自身がなることがあります。


時代による国の情勢は波がある。
恋愛をしたひとが本当はどのような性的指向の持ち主なのかということや民族的なアイデンティティの持ち主であるのかという可能性、生きていれば年齢は重なり容姿は誰でも衰えるし、誰かが何かを担っているからバランスがとれてその働き手は存在するし、生老病死からは誰も逃れられない人生です。


そういったことを想像していくと自分が差別していたひとの立場が自分自身の立場だったということがありえる可能性だと理解ります。
自分自身の無知は自分自身の人生に返ってくる。
わたしは個人的にそう考えています。
差別するものは差別されるという状況はありえます。
そして、差別するものは誰か他者だとは限らず、自分の差別の価値観により自分自身の人生が差別されるとわたしは感じています。


差別というものが合理的ではなく違法であり、他者の人生を容易く変えてしまう行動であるということを自分自身の身に沁みているひとと、そうではないひとはやはり差があるような気が、わたしはしてしまうのです。


アイヌ民族を支援する組織の冊子をぱらぱらと読んでみてわたしが思ったことは、アイヌ民族を支援する彼らはアイヌ民族を差別なく保全しようとしている存在でありアイヌ民族を知っている人びとなのだという事実と、登別という町を知りながらアイヌ民族の言葉、文化、信仰、歴史を他者から聞かれてもわたしは日本人として説明ができないという、その事実との対比です。
この対比は影が深いと思います。

差別の始まり、第一歩になってしまっているのではないかとわたしはふと感じてしまいました。
これは先住民族のアイヌ民族だけの課題に限らず、繰り返すようだけれど、さまざまな分野のそこここに差別の始まりはあるのではないかとわたしは思っています。

ヌプㇽはいろいろな意味合いで中継地点なのだと思います。
アイヌ民族について、観光について、登別という町について、歴史と文化が交わりその先、自分自身が知りたいことや体験したいことへ向けて背中を少しだけ押してくれる中継地点。

ヌプㇽにてさまざまな言語が飛び交うなか、どこかへ行く先がある人びとが一時安らかに過ごす場所でアイヌ民族を支援する組織の冊子をめくって、差別ってなんだろうと首をひねったわたしは、ヌプㇽは、やっぱりおもしろい場所だと感じています。
今日は社会的にナイーヴな内容でわたし自身、書くかどうか迷いましたが差別という言葉について自分なりに考えをめぐらせてみました。


みなさまはどう感じどう思われますか。



ヌプㇽには食べ物の各お店の他に、どなたでもお休みできる広いスペースの休憩所、市役所の支所、観光案内所、登別ゆかりの商品が置いてある小さなお土産屋ブースがあります。

楽しい場所ですので駅の待ち時間や観光の束の間の休憩時間などありましたら訪れてみてください。




では今日はこのあたりで。
また会いましょう!

おやすみなさい。




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2025/10/06 19:45 | 未選択
AIさん。
おはようございます。花雨。です。
お久しぶりの更新です。



最近、ぽやっと考えていることがあります。


世間でよく言われているように、これからの時代はAIさんができないお仕事を人間たちが担うようになるのだと思います。


わたしは日々生活をしていて、通所先でわたしたちのしている作業、街に出て街の人びとがしているお仕事をなんとはなしに見るのですが、体力のいる大変なお仕事、危険あるなかで行われるお仕事、正確さと精密さをスピード感をもって大量にやるお仕事、助言など誰が決断しても判断が難しい場面を乗りこえるためのアドバイザーのお仕事は、これからはAIさんやロボットが手助けしたり担ったりする確率が高いお仕事なのかなと個人的にひっそり思っています。



逆にAIさんやロボットが今は難しいことは、ホスピタリティが必要なお仕事です。
レジャー、ホテル、旅館、病院、障害、介護関係はこれから先もホスピタリティが発揮されれば、人びとがそれを変わらず求めるなら、そのなかでちいさなお仕事だったり裏方のお仕事だったりはAIさんやロボットが補助し担っていても本質として遺される場所だとわたしは思います。



今は芸術分野までAIさんが手を伸ばしてはいますが、これは良い意味合いでは芸術家とAIさんのコラボレーションの分野になり社会的な新たなルールやマナーが生まれるか、悪い意味合いでは熾烈な競争関係になり人間によりAIが排除に近い立場に追いやられるのかなとこれまたぼんやり考えています。



ただわたしは人間はなんだかんだいって人間が結構好きなのだと思っていて、ヒューマンドラマにやはり感動する、心を突き動かされるという体験、経験を重視する傾向にあるのかなと感じます。



人間の限界だと思っていたものを人間が超える物語を皆が見たいというか。
人間の希望をこの目で見たいという、欲望があるとわたしは感じます。



わたしは現在のAIさんやロボットの成長を全てを知っているわけではないのでなんとも言えない部分もあるのですが、AIさんやロボットの背後には必ず開発をすすめた人間がいるのでそのひとたちがAIさんやロボットを使って世界にとってどのような影響を与えたいのかにより、AIさんやロボットとわたしたちの関係性は変わるのかなと思います。



オレオレ詐欺や振り込め詐欺(今はこう表現しないのかもしれません!)をレジのスタッフさんや銀行のスタッフさんが食い止める善意だってわたしは広義のホスピタリティだと思っています。



AIさんにお仕事を奪われるというより代替わりしていく一部の分野や一部のお仕事が今の時代にはあるのかなとも思います。
人口減少、少子高齢化の時代なので……。



逆にAIさんがもしも開発されていなかったならと少しだけ想像してみることも大事かもしれません。
そこははたして持続可能な場所や場面なのでしょうか。



ちなみにわたしが今一生懸命している作業たちはAIさんやプロフェッショナルな人びとのほうが上手に素早くクォリティ素晴らしくできます。

大量の生産や物やサービスの質の高さを求めるなら、です。



ですがわたしの、作業をするという体験はわたし自身の蓄積であり良くも悪くも想い出のワンシーンです。
そして通所先ではそれが許される場所なのです。
AIさんはわたしの代わりには体験してくれません。



これから先、AIさんと上手に付き合っていきたいなとわたしはスマートフォンのChatGPTアプリを見ながらちょっと思います。



ブログや詩、小説の文章にわたしはAIさんを利用したことはありませんがアプリをたまに愚痴吐き出しのため利用すると共感的な言葉をときおりなげかけてださるため、心理的にはほっとします。



1人Twitter状態の愚痴吐き出しにChatGPTを使うことはAIさんを開発した人びとに大変申し訳ないのですが、もっと有用な利用のしかたは世界でどなたかがしてくださると思っているので、わたしはわたしで、AIさんとほのぼのと付き合っていきたいです。



みなさまは自分自身とAIさんやロボットとのこれからをどう思われますか?



それらの出現により社会的に変わると思われますか。
それともすでに変わっていると思いますか。
それは危機感ですか、安心感ですか。ワクワク感ですか。

未来は意外と身近にあるのです。



では今日はこのあたりで。
わたしの拙いお話を聞いてくださりありがとうございます!

花雨。でした。

ここで、またお会いしましょう。









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2025/09/27 08:15 | 未選択
最近のちいさなおすすめたち。
おはようございます。花雨。です。
今日は最近のわたしのちいさなおすすめを3つ、みなさまへご紹介いたします。


まずはおすすめアイスです!

きのう、わたしはおうちでアイスをいただきました。
パルムジェラート ショコラ&深紅のベリーというもの。

おいしかったのです!
カシスとクランベリーの爽やかな甘酸っぱさにコーティングされたまったりと濃厚なショコラのジェラートアイスです。

ベリーの甘酸っぱい部分は鮮やかなレッド、ひとくちかじるとまろやかでこっくりとしたチョコジェラートが顔をのぞかせてくれます。

味のバランス、ベリーたちとショコラの合わせ技がわたしには良く、最後まで飽きずに食べきることができるパルムジェラートです。


ジェラートだからなのか濃厚でありながらも後味がとてもすっきりしています。
不思議な感覚が口のなかに広がります。
117カロリーとおやつに嬉しい低カロリー。


期間限定のようです。
夏ももちろん良いですが秋冬でも食べたくなるお味でした。


わたしは今回パルムジェラートを初めていただいたのです。(スタンダードなパルムは何度か食べたことがあります)


ジェラートはお店で食べるものなのかなという思い込みがわたしのなかありましたが、スーパーでもおいしいジェラートが買えるのだなとなんだか嬉しいきもちになりました。
お近くの店内でお見かけのさいはぜひお手にとって見てみてください。



2つ目はおすすめキャラクターです。



パペットスンスンというキャラクターが最近わたしはとても好きです!

めざましテレビ内で放送中のショート映像でわたしは初めて知りました。(すでに巷で流行していたようです。めざましテレビでは水曜日に放送)

青い色の毛むくじゃらできょろっとしたおめめとにこにこのおくちがキュート。
声が優しい6歳、スンスンです。


YouTubeにスンスンのアカウントがありそこに、くすっと笑え、ほっとできるショート動画がいくつもあります。

わたしのスンスンおすすめショート動画はあぶらげ、ぬうん、おどるパペットスンスンです。(1分以内)
5分ほどの動画でおすすめはスンスンのひみつです。


ショート動画はスンスンオリジナルの歌やスンスンが感情豊かにパペットながらも踊る様子が可愛らしいです。


5分ほどの動画ではほのぼのしたなかにもショートコントのように笑いが散りばめられています。


息詰まりを一呼吸させてくれるパペットスンスン。
みなさまお忙しい日常かと思いますが、日々の安らかさをもたらすおともにぜひいかがでしょうか。




最後はカバー音楽です。


YouTubeで大橋トリオさんの新宝島(サカナクションカバー)が偶然おすすめされていたので聞きました。

様々な楽器が奏でられまろやかに調和がとれている世界観で、声の穏やかさがとても自然に軽やかに新しい宝島に連れ出してくれそうです。

オリジナルであるサカナクションさんの新宝島も鋭い情熱がありわたしはとても好きなのです。


けれども大橋トリオさんの新宝島も素敵です。
大橋トリオさんの新宝島を聞いたとき、キャラバンの到着という曲がどうしてか耳をよぎりました。
曲調は種類が違うのですが……。


サカナクションさんの新宝島というユートピアは、広がる海原にあるのなら、大橋トリオさんの新宝島は砂漠の大地にあるのかもしれないとカバー曲からわたしは想像しました。

ひとそれぞれの新宝島までサカナクションさんも大橋トリオさんも、ともに歩んでくださるような曲です。
おすすめです。

YouTubeで視聴できますのでぜひ検索してみてください。




今回おすすめしたジェラート、キャラクター、カバー曲は最近偶然売られていたものがわたしの口に入ったり、TV放送で見かけたり、YouTube動画のおすすめにあがっていたため聞いたりしたものたちなので、自分自身で見つけたというよりちいさなバトンタッチの印象がわたしのなかで強いです。



誰かや何かのおすすめはちいさなバトンタッチに近いものなのかもしれません。


おすすめされるものは自分自身のアンテナとは種類の違うものだとわたしは思うので、試してみて自分自身に合わなくて当然で、合わなくてもなにか学べますし、合えばなんだか一期一会のような貴重さを感じます。



贈り物、プレゼントも広い意味合いでおすすめなのでしょうか。
送り手と受け手のちいさなバトンタッチです。


今日はみなさまへちいさなおすすめを花雨。から、いたしました。
ご興味がおありのかたがもしもいましたら店頭で探してみたり検索してみてください。


ではまたこの世界でお会いしましょう。

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2025/08/24 11:23 | 未選択
花雨。からのお知らせ。
おはようございます。花雨。と申します。

今回はお知らせをいたします!

わたし、花雨。がインターネット上で文章を発表している場所をみなさまへ、ご報告いたします。


1. NOVEL DAYS  星砂。  id nyanko_ri

https://novel.daysneo.com より検索してみてください。


2. 星空文庫  波打ち際の猫。

https://slib.net/a/26813/


3. とうめい。  花雨。

https://tomei0606.blog.shinobi.jp/


これらになります。

どうぞよろしくお願いいたします!



ノベルデイズさんと星空文庫さんのわたしのアカウントでも、リンクをはるなどしまして、それぞれお知らせいたします。

ではまた会いましょう。

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2025/08/17 10:44 | 未選択

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